2018年9月19日
昨年に続いて日本化学会クイズショー小委員会への井田小寺子屋※からの依頼により「なぜナニ化学クイズショー」を井田小学校にて実施した。
最初に東京大学助教 梶山智司先生から「研究者ってどんなおしごと」というタイトルで、自分が不思議に思ったことを調べていく研究生活の面白さについて講演があった。
つづいて、「なぜナニ化学クイズショー」として、温度の違いによるケミカルライトの明るさの変化をクイズにした実験、綿・木版・銅板の上に氷をおいたらどれが一番早く溶けるかをクイズにした実験、液体窒素で凍らない物をクイズにした実験を行った。参加した生徒からは「銅板の他に氷を早く溶かせるものはあるのか」「羽毛の他にどんなものが凍らないのか」「液体窒素で凍らせたマシュマロはどんな味がするのか」、など活発な質問が寄せられた。
講演とクイズショー終了後は希望者を募り、液体窒素で風船や野菜を凍らせる実験体験を行った。生徒たちは、液体窒素の中で風船がしぼむ様子と外に出した後にすぐ膨らむ様子や野菜が瞬間冷凍され握るとバラバラになる感触を楽しんでいた。
※川崎市が行っている学習支援・体験学習をサポートする事業
主催:井田小寺子屋
日時:2018年9月8日(土)
場所:川崎市井田小学校体育館
参加者:小学生 約130名、保護者 約100名
講演:東京大学大学院工学系研究科 助教 梶山智司
クイズショー小委員会:村上雅彦、遠山岳史、内藤卓哉、岩井秀人、鈴木孝雄、齊藤太郎