2018年11月1日
10月28日(日)に科学技術館(千代田区北の丸)実験スタジアム-Lにおいて、実験教室「化学ってすごい! 2018 秋 ~化学の面白さを体感しよう~」(主催:日立化成、共催:日本化学会、科学技術館)が開催された。この実験教室は「化学の日」のイベントとして行われ、小学生30名が参加した。宮本一弘教諭(開成中学校・高等学校)が講師となり、「ペットボトルに雲を作ろう」、「冷却パックを作ろう」、「シャボン玉を浮かべよう」の3つの実験を行った。子どもたちは楽しそうに目を輝かせながら実験に取り組んでいた。
「ペットボトルに雲を作ろう」では、ペットボトルの中に小さな水滴を作り、雲のように見える実験を行った。ペットボトルの中が急に白く曇ってくる様子を見て、目を丸くしていた。「冷却パックを作ろう」では、尿素の溶解熱を利用した冷却パック作りを行った。思った以上に冷たくなった冷却パックに触れて、保護者もビックリしていた。「シャボン玉を浮かべよう」では、重曹とクエン酸で作った二酸化炭素の上にシャボン玉を浮かべる実験を行った。シャボン玉が下に落ちずフワフワと浮かんでいる様子を見て、楽しそうにしていた。3つの化学実験を通じて、「化学の日」に化学の楽しさを十分に満喫していたようである。
イベント終了時には、「化学の日」イベントにちなみ、参加者に「化学の日」缶バッジ、周期表クリアファイルなどがプレゼントされた。