日本化学会

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【参加報告】女子中高生夏の学校2018

2018年8月14日

「女子中高生夏の学校2018」が8月9日(木)~11日(土)の3日間、国立女性教育会館(埼玉県比企郡嵐山町)で開催された。「女子中高生夏の学校」は、女子中高生夏の学校実行委員会と国立女性教育会館が主催して行われている。

 日本化学会は、8月10日(金)開催の実験・実習「サイエンスアドベンチャーⅠミニ科学者になろう」、同Ⅱ「研究者・技術者と話そう」(ポスター展示・キャリア相談)および学生企画「Gate Way」(進路相談会)に参加し、日本化学会の活動や化学研究の面白さ、化学産業の重要性を伝えた。

 「ミニ科学者になろう」では、普及・交流委員会の田村定義慶應女子高等学校教諭が「カラフルな人造イクラを作ろう-マイクロカプセルの化学」と「スライムとスーパーボールもどきをつくろう」のミニ授業・化学実験を行い、7名の参加者が体験した。

 「研究者・技術者と話そう」では、「女性化学者の活躍」「化学グランプリ・国際化学オリンピック」などのポスターを紹介した。ポスター前では男女共同参画推進委員会から帝人ファーマ株式会社の上村みどり氏、三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社の久保恵美氏、化学グランプリ・オリンピック委員会から松本真哉同委員会普及広報小委員会委員長(横浜国立大学教授)が参加し、現在の進路のきっかけや進路選びのコツ、大学での研究の様子などについて、熱心に相談に答えていた。

 生徒たちから進路などについて質問を受ける「Gate Way」では、「企業研究と大学の研究はどう違うのか」「化学を勉強したら、将来どういう方向に行けるのか」「研究所の仕組みについて教えてほしい」などの質問が多く寄せられ、上村氏と久保氏が質問に答えた。

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