2021年8月1日
吉野彰研究助成
リチウムイオン電池開発における革新的な功績により平成25年度に The Global Energy Prize (2002年にロシアで創設されたエネルギー分野のノーベル賞と云われる最も権威ある賞)を受賞された吉野 彰 氏(旭化成株式会社、日本化学会名誉会員)が、その報奨金をエネルギー、環境、資源分野の研究活動の活性化のために有効に使いたいとの思いから公益社団法人日本化学会に寄附され、その基金を基に「吉野彰研究助成事業」が創設されました。
2021年度研究テーマ募集のご案内
本事業は、「エネルギー、環境、資源」の分野で将来の大きな技術革新につながるシーズ創出を目指した研究に対して研究費の助成を行うもので、本会の産学連携部門の下に設置された吉野彰研究助成委員会が、本事業の運営を担っています。研究助成の対象となる研究テーマは毎年設定され、第8回目となる今年度の研究テーマは、『アンモニアを水素源とした炭酸ガスの還元反応によるメタン製造技術』です。
募集の概要は以下のとおりです。奮ってご応募下さいますようお願い申し上げます。詳細は、募集要領ならびに吉野彰研究助成金申請・交付要領でご確認下さい。
2021年度の助成対象研究テーマ
『アンモニアを水素源とした炭酸ガスの還元反応によるメタン製造技術』
申請者
応募時点で本会の個人会員である者。
非会員の方は、日本化学会への入会案内を参照して入会手続きをお願いします。
助成金額、件数および研究実施期間
助成金額は200万円/件、件数は毎年最大1件、研究実施期間は原則として助成金交付日から2年間です。
応募方法
申請書をダウンロードして必要事項を記入し、本会事務局宛に電子メールで提出して下さい。
受付期間:2021年8月1日~9月30日
申請書の送付先・問合せ先
公益社団法人 日本化学会 企画部 吉野彰研究助成 係
〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5
E-mail y-josei@chemistry.or.jp