2018年8月30日
8月9日(木)、日本化学会東北支部・東北支部化学教育協議会は東北大学工学部 化学・バイオ工学科にて第274回化学への招待(宮城地区)-楽しいみんなの実験室を開催した。(講師:壹岐伸彦教授、鈴木敦子助教、唐島田龍之介教授)
当日は17名の参加者が「小さいもの,大きいもの,尖ったもの・・・− 作り方で変わる沈殿の形」と題した実験ワークショップに参加した。実験ワークショップでは、金属イオンと配位子(Ni-ジメチルグリオキシム系,Al-オキシン系)、pH緩衝剤、尿素を用い、物質の溶解、錯体形成、沈殿形成、結晶の成長を色の変化や顕微鏡によって観察し、これらの概念を学習させた。また、各種計量、ピペット操作や撹拌、加熱、pH測定の実際を体験させ、沈殿形成と先端材料との関わりを平易に解説した。イベント終了後には日本化学会で作成している「化学の日缶バッジ」や「周期表クリアファイル」などのお土産が配布された。