2025年5月9日
公益社団法人日本化学会(丸岡啓二会長)は公益財団法人MSD生命科学財団において財団設立時より運営されてきた「有機化学関連」事業につきまして、本会がその事業を譲り受けることで合意し、2025年5月9日付で事業譲渡契約を締結いたしました。(第677回理事会にて承認)
事業譲渡日は2026年3月1日を予定しており、引き続き本事業を推進すべく日本化学会内に「有機化学若手育成部会」を設置し、事業の継続を図ってまいります。
今後とも皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上
■公益財団法人MSD生命科学財団「有機化学関連事業」とは
日本の有機化学分野の国際競争力維持と発展を目的として、1989年以来、30年以上にわたり毎年『万有シンポジウム』(札幌、仙台、福岡、名古屋)の開催を支援しています。主な対象者である若手研究者が最先端研究に触れることにより、有機化学の深遠さと広さ、その無限の可能性に啓発され、数多くの素晴らしい人材へと育っています。また、有機化学を担う視野の広いエリート研究者を育成する「大津会議」や、各種Award(40歳未満の若手研究者に贈る「Lectureship Award MBLA / Chemist Award BCA」や優れた日本人研究者に贈る「名古屋Silver Medal」、更には国際的に偉大な業績をあげた研究者に贈る「名古屋Gold Medal」、海外の若手研究者を表彰し日本へ招聘する「KYOTO Rising-Star Lectureship Award」)を通して、日本の有機化学を担う人材育成に取り組んでいます。
詳細は「公益財団法人MSD生命科学財団」ウェブぺージをご覧ください。
https://www.msd-life-science-foundation.or.jp/category/symp