2018年8月14日
日本化学会関東支部の事業企画委員会は、小・中学生に化学関連工場などの現場を体験していただくため、8月1日(水)に「少年少女のための工場見学会」を開催した。当日は、小・中学生と保護者の46名が参加した。
まず「Daiichi Sankyoくすりミュージアム」(東京都中央区)で、くすりの歴史や種類、からだの中でのくすりの動き・働き、開発・試験方法などについて、一人一人がゲームやクイズ形式などで楽しく学習した。
次に「旭化成株式会社川崎製造所」(神奈川県川崎市)で、暮らしの中で使われる製品の素材、ポリスチレン樹脂やラテックス、イオン交換膜などについて学び、工場敷地内を徒歩で移動しながら見学した。交換膜で精製した水を試飲し、参加者にお土産をいただいた。イベント終了後には日本化学会で作成している「化学の日缶バッジ」や「周期表クリアファイル」のお土産を配布した。