2019年10月24日
日本化学会実験体験小委員会は、10月14日(月・祝)に、神奈川県のはまぎんこども宇宙科学館において実験教室を開催した。本イベントは、日本化学会の化学の日・化学週間のイベントの1つとして開催された。
今年は、宮本一弘教諭(開成中学校・高等学校)、柏恭子教諭(桜美林中学校・高等学校)、熊澤めぐみ教諭(香蘭女学校)によって、「はじめての科学実験」というタイトルで,「不思議なカラーマジック!」と「冷たさ体感!」の2つの実験を実施した。当日は1日に3回の実験教室を開催し、毎回ほぼ満員の20名近くの参加者があり盛況であった。ムラサキイモ色素の溶液を用いた酸、アルカリの実験である「不思議なカラーマジック!」では、鮮やかな溶液の色の変化に歓声が上がっていた。また、尿素の溶解熱を利用した冷却パックづくりの「冷たさ体感!」では、見学していた保護者も、冷却パックの冷たさに驚いていた。
イベント終了時には、「化学の日」イベントにちなみ、参加者に「化学の日」缶バッジ、周期表クリアファイルなどがプレゼントされた。