【お知らせ】吉野彰研究助成対象者決定
2020年1月9日
公益社団法人日本化学会（川合 眞紀会長）は2019年度の吉野彰研究助成対象者を小椎尾 謙（こじお けん）氏に決定しました。2019年度の募集テーマは「低ポアソン比（負を含む）を有する弾性体に関する基礎研究」で、選考は「吉野彰研究助成選考小委員会」による厳正な審査と「吉野彰研究助成委員会」での審議、理事会においての承認を経て進められたものです。助成対象者の詳細は以下の通りです。
なお、小椎尾氏には、第100春季年会会期中3月23日（月）に東京理科大学 野田キャンパスにて助成金目録が授与される予定です。
【2019年吉野彰研究助成対象者】
■氏 名 ：小椎尾 謙（こじお けん）氏
■所 属 ：九州大学先導物質化学研究所 准教授
■研 究 題 目 ：高度に配向した無機ナノシートが充填されたエラストマーの創製
■助 成 金 額 ：200万円
■研究実施期間：助成金交付日から2年間
以 上
※吉野彰研究助成とは
リチウムイオン電池開発における革新的な功績により2013年度に The Global Energy Prize （2002年にロシアで創設されたエネルギー分野のノーベル賞と云われる最も権威ある賞）を受賞された吉野 彰 氏（旭化成株式会社、日本化学会フェロー）が、その報奨金をエネルギー、環境、資源分野の研究活動の活性化のために有効に使いたいとの思いから公益社団法人日本化学会に寄附され、その基金を基に「吉野彰研究助成事業」が創設されました。
☆関連リンク☆
2019年度の助成対象研究テーマ
『低ポアソン比（負を含む）を有する弾性体に関する基礎研究』