2019年9月12日
日本化学会産学交流委員会人材交流小委員会主催の企業現場見学会
企業現場見学会は、日本を支える重要な産業である化学産業の現場
花王株式会社では昨年に引き続きグループ最大の研究開発拠点である和歌山工場・エコラボミュージアムを見学した。
家庭用製品の生産工程や、エコテクノロジーリサーチセンター1階にあるエコラボミュージアムを見学し、創業より続く「絶えざる革新」の歴史について、理解を深めることを目的とした。
17名の参加者は、エコラボミュージアムや生産ラインを見て環境への取り組みと生産現場を実体験し、また環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に関するESG活動(Kirei Action)や本質研究から生まれるイノベーションについての話を聞き、熱心にメモを取りながら、社会における企業の役割や研究開発に基づく社会課題の解決に向けた取り組みについての理解を深めた。
参加した学生からは、『商品開発のための研究だけでなく、ケミカル事業にも力を入れて研究が行われていることを初めて知った。原材料から商品の廃棄まですべてにおいて、環境のことを考えた研究開発が行われていることが印象に残った。』、『製品技術や原料について詳しく知ることが出来た点が、企業セミナーとは大きく異なり、より製品の理解が深まったと感じております。さらに、少人数であった点が良かったです。』といったコメントが寄せられた。
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