公益社団法人日本化学会 | 新着情報 | 【お知らせ】「化学グランプリ2024」各賞受賞者決定！！

【お知らせ】「化学グランプリ2024」各賞受賞者決定！！

2024年8月23日

　「夢・化学-21」委員会^※と日本化学会は、8月20日～22日の3日間、秋田大学手形キャンパス（秋田市手形学園町1番1号）に於いて「化学グランプリ2024」（通称：化学の甲子園https://gp.csj.jp）の二次選考を実施し、大賞および各賞の受賞者を選出いたしました。みごと大賞を受賞したのは以下の5名です。

■大賞

大村陸駆 (オオムラリク) 青森県立青森高等学校 (青森県) ３年
前川智哉 (マエガワトモヤ) 東京工業大学附属科学技術高等学校 (東京都) ３年
中原光翼 (ナカハラコウスケ) 徳島県立城ノ内中等教育学校 (徳島県) ６年
中尾仁 (ナカオジン) 灘高等学校 (兵庫県) ２年
上杉源 (ウエスギゲン) 筑波大学附属高等学校 (東京都) ３年

大賞5名のほか、15名が金賞、20名が銀賞、31名が銅賞に選ばれました。
また本年は特別賞として以下の3賞を設け表彰いたしました。

日本化学会特別賞　　　　※総合成績１位
大村陸駆 (オオムラリク) 青森県立青森高等学校 (青森県) ３年
「夢・化学-21」委員会特別賞　　　　※二次選考成績１位
中尾仁 (ナカオジン) 灘高等学校 (兵庫県) ２年
秋田大学学長賞　　　　※高校２年生以下総合成績１位
下尾健祐 (シモオケンスケ) 久留米大学附設高等学校 (福岡県) ２年
※ 高校２年生以下総合成績１位は「夢・化学-21」委員会特別賞を受賞した中尾仁さんですが、重複受賞となるため秋田大学学長賞は次点の下尾健祐さんを選出いたしました。

大賞以下、各賞の受賞者につきましては、添付の参考資料をご覧ください。
添付：202400823受賞者一覧

※公益社団法人日本化学会、公益社団法人化学工学会、公益社団法人新化学技術推進協会、一般社団法人日本化学工業協会の4団体で構成

（参考）

化学グランプリについて

化学グランプリは、全国の中高生に化学への興味･関心を喚起し、意欲・能力を高め、世界にも通用する若い化学者を育成することを目的に1999年より開催しています。化学グランプリは一次選考を7月15日に全国の会場でマークシート式試験を行い2,694名が参加し、二次選考は8月20日～22日にかけて実験試験に71名が参加しました。

国際化学オリンピックへの生徒派遣について

世界約80ヶ国・地域の高校生が化学の実力を競い合う『国際化学オリンピック』の日本代表は、化学グランプリで優秀な成績を収めた生徒を中心に選出されます。来年7月の第57回『国際化学オリンピック』はアラブ首長国連邦での開催が予定されています。今年も国際大会に向けて、本グランプリに参加した中学3年生・高校1・2年生の生徒から20名程度を代表候補生徒として認定し、代表候補生徒全体の中から、選抜試験を経て代表生徒を決定する予定です。