日本化学会

閉じる

トップ>活動 >倫理に対する取組み >『日本化学会会員行動規範(補遺)行動の指針』制定、「倫理委員会」の発足ならびにシンポジウム開催のお知らせ

『日本化学会会員行動規範(補遺)行動の指針』制定、「倫理委員会」の発足ならびにシンポジウム開催のお知らせ

日本化学会平成16年度会長 御園生  誠

本会は平成12年(2002年)2月理事会において、人類、社会、職業、環境、教育の5項目からなる「日本化学会会員行動規範」を制定いたしましたが、近年、ご承知のように、科学者・技術者コミュニティの社会に対する責任が重大な問題となり、より具体的な倫理上の問題に対する会員の行動指針の必要性が指摘されていました。

このため、本会では平成16年度の運営会議の傘下に「倫理規定策定WG」を設置し、検討を続けてまいりましたが、このたび、同WGにおいて『日本化学会会員行動規範(補遺)行動の指針』の答申案が策定され、平成17年1月開催の理事会にて全会一致でこれを承認、制定いたしました。

今回制定した『日本化学会会員行動規範(補遺)行動の指針』は会員の方々が出会う機会の多いと思われるいくつかの重要な問題を採り上げ、会員の方々が採るべき行動の指針が示されていますが、これらは決して網羅的ではなく、今後、必要に応じて改訂・増補することになっています。

なお、『日本化学会会員行動規範(補遺)行動の指針』制定に伴い、本年3月より「倫理委員会」(委員長:井上 祥平 氏)を発足させることといたしましたので、お知らせいたします。また、来る3月26日~29日、神奈川大学横浜キャンパスにおいて、開催される第85春季年会の会期を利用して倫理憲章、行動規範等を制定している学協会が一堂に会し、共同してシンポジウムを開催いたします。ふるってご参加くださるようご案内いたします。

今回制定した『日本化学会会員行動規範』『行動の指針(補遺)』の内容は前記をクリックしてご覧ください。