2023年4月3日
2008年3月発足の化学遺産委員会では現在,(1)化学関連の研究・技術等で大きな功績を残された高名な化学関係諸先達にインタビューを行い,それを映像と音声及び冊子体で後世に残す事業[化学語り部:オーラルヒストリー事業] ,(2)会員および一般市民を対象とする化学・化学技術史に関する普及・啓発事業の実施[化学遺産市民公開講座] ,(3)世界に誇る我が国の化学関連の文化遺産を認定し,それらの情報を社会に向けて発信する「化学遺産認定事業」を重点的な活動として行っています。
この内、(3)に関しまして、これまで14回で64件を化学遺産として認定・顕彰いたしました。つきましては,2023年度(第15回)認定候補についても前回同様に,本会会員諸氏のみならず会員以外の方々からもご推薦いただくことにいたしましたので,ふるってご推薦くださるようお願い申し上げます。第15回化学遺産として認定された当該関係先に対しては,明春3月開催予定の第104春季年会会期中の表彰式において日本化学会会長名で「化学遺産認定証」を贈呈する予定でございます。なお,過去の認定化学遺産の詳細につきましては下記の化学遺産HPで紹介しておりますのでご覧ください。
上記のHPに記載の認定基準をご参照のうえ,HP内の認定候補推薦書(rtfファイル)をダウンロードして推薦書に必要事項を記入して頂き,下記宛先までE-mailまたは郵送にてご提出ください。 ご提出いただきました書類は返却いたしませんのであらかじめご承知おきください。また,今回認定候補としてご推薦頂いたものについては調査候補として登録させていただきますので,来年以降,再度ご推薦いただく必要はありません。
■化学遺産認定基準(pdf)
■推薦書
2023年5月31日(水)
101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5 日本化学会 化学遺産委員会
E-mail:chemarch@chemistry.or.jp