2021年3月9日
公益社団法人日本化学会(小林喜光会長)は化学遺産に新たに3件を認定いたしましたので、以下の通りお知らせいたします。
【第12回化学遺産認定(詳細はリーフレットPDFをご参照ください)】
認定化学遺産 第055号 日本の石油化学コンビナート発祥時の資料
(所蔵:三井化学株式会社)
認定化学遺産 第056号 苦汁・海水を原料とする臭素製造設備と磁製容器
(所蔵:東ソー株式会社・マナック株式会社)
認定化学遺産 第057号 再製樟脳蒸留塔
(所蔵:日本テルペン化学株式会社)
※日本化学会では、化学と化学技術に関する貴重な歴史資料の保存と利用促進を目的として、化学遺産委員会(委員長・宮村一夫東京理科大教授)を設置し、活動を行っております。化学遺産認定はこの活動のひとつで、歴史資料の中でも特に貴重なものを認定することによって、文化遺産、産業遺産として次世代にお伝えするとともに、化学に関する学術と教育の向上、化学工業の発展に資することを目的としております。
以 上
■お問合せ先
公益社団法人日本化学会企画部 広報 飛渡(ひわたり)
E-mail:pr@chemisry.or.jp