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【お知らせ】吉野彰研究助成対象者決定!

2021年12月20日

 公益社団法人日本化学会(小林 喜光会長)は2021年度の吉野彰研究助成対象者を佐藤 勝俊(さとう かつとし)氏に決定しました。2021年度の募集テーマは『アンモニアを水素源とした炭酸ガスの還元反応によるメタン製造技術』で、選考は「吉野彰研究助成選考小委員会」による厳正な審査と「吉野彰研究助成委員会」での審議、理事会においての承認を経て進められたものです。助成対象者の詳細は以下の通りです。

【2021年度吉野彰研究助成対象者】

■氏   名 :佐藤 勝俊(さとう かつとし)氏

■所   属 :名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻・特任准教授

■研 究 題 目 :準安定構造活性点の集積によるCO2 とアンモニアからの

       メタン一段合成を目指した高活性ハイブリッド触媒の創製

■助 成 金 額 :200万円

■研究実施期間:助成金交付日から2年間

以 上

※吉野彰研究助成とは

リチウムイオン電池開発における革新的な功績により2013年度に The Global Energy Prize(2002年にロシアで創設されたエネルギー分野のノーベル賞と云われる最も権威ある賞)を受賞された吉野 彰 氏(旭化成株式会社、日本化学会名誉会員)が、その報奨金をエネルギー、環境、資源分野の研究活動の活性化のために有効に使いたいとの思いから公益社団法人日本化学会に寄附され、その基金を基に「吉野彰研究助成事業」が創設されました。

 ☆関連リンク☆

2021年度の助成対象研究テーマ

『アンモニアを水素源とした炭酸ガスの還元反応によるメタン製造技術』