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【開催報告】「R&D懇話会227回」有機フッ素材料の環境影響・規制と物性モデル

2023年4月24日

産学交流委員会主催のイベント、『R&D懇話会227回』が4月24日にZoomを利用したオンラインにて開催されました。今回は「有機フッ素材料の環境影響・規制と物性モデル」をテーマに国立環境研究所 環境リスク・健康領域 エコチル調査コアセンターの中山 祥嗣 氏には、『健康に影響を及ぼさない化学物質のデザインに向けて』というタイトルで、京都大学化学研究所の長谷川 健 氏には『有機フッ素化合物の学理再構築に向けて』というタイトルで講演頂きました。今回も聴衆からの関心は高く、講演後は時間いっぱいまで活発な質疑応答が行われました。参加者からは「今回の内容は、フッ素系物質の性状の理解にもなりましたし、規制に対応する材料の設計にも役立つものだったと考えております。」、「長年不思議だったフルオラス化学の謎が解け、非常に勉強になりました。」、「科学的なエビデンスに基づき、有機フッ素化合物をどう理解して、対応していくか、というお話をされており、大変勉強になりました。」といったコメントが寄せられました。

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