日本化学会

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Vol.69, No.2 2021年

ヘッドラインテーマ:日本の化学を世界に知らしめた科学者達

長井長義,北里柴三郎,高峰譲吉,鈴木梅太郎の4 人を取り上げる。これらの科学者達は,これまで『化学と教育』誌ではあまり取り上げて来なかった人物達である。というのも,長井は薬学,北里は医学,高峰は醸造学・起業家,鈴木は農学というように化学と他分野の境界領域―界面―とも言うべき分野で研究活動してきた人物達であったからである。本企画ではこれらの科学者達に光を当て,また場合によっては新型コロナウィルスや食糧問題のような今日的問題を顧みながら,化学における貢献をも再考していきたいと考える。

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