日本化学会

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Vol.63,No.5 2010年

特集: X線構造解析の軌跡と未来

X線回折による構造解析は,単結晶のみならず液晶やゲルなどのソフトマテリアルにおいても必須であり,機器と構造解析アプリケーションの進化により今や汎用とも言える手法となった。その対象は,学術研究からエレクトロニクス材料や発光材料,医薬品などの産業利用まで多岐にわたっている。一方,近年は放射光を利用したより精密な構造解析や励起状態の直接観察といった新たな展開も進んでいる。そこでこれらを総括し,X線構造解析という古くて新しい手法の有用性と可能性について,基礎研究と産業利用の点から考える。

 

OVERVIEW:

宇宙と地上を結ぶ化学
「きぼう」と「はやぶさ」を舞台として

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