日本化学会

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Vol.63, No.3 2015年

ヘッドライン:化学教育と安全

自然科学教育では,実験により現象や物質の性質を体感し,これとともに理論や法則を刻みつけることが不可欠である。しかし,特に化学教育においては,必ずしも無害ではない物質への曝露や,安全ではない実験操作を避けることはできない。また,危険な物質や操作も,本質的な理解に基づく正しい取り扱いで安全・有用な技術として利用できることも,化学教育で扱うべき重要なテーマの一つである。
 本企画では,化学教育での安全を効果的・効率的に確保するために知っておくべきポイント(物質の安全管理・危険性表示についての最新の動向(国連GHS),諸外国の教育現場での安全指針,実験での安全に関する知識・注意点など)について取り扱う。

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