日本化学会

ヘッドライン：地球の化学 Part 2
今回のヘッドラインは2020 年（68 巻）5 月号「地球の化学」の続編である。地球や宇宙を対象とする研究はさまざまな分野で進められているが，中学校や高等学校の理科の授業では地学分野で扱うことがほとんどであり，化学の視点でとらえる機会は少ない。そこで，最近の研究成果も交えて知見を得ることができれば，中高の理科の授業における教材開発などにもつながると考え，このヘッドラインを企画した。今回は鉱物・宇宙・大気・海洋などの分野について，化学の視点でわかりやすく解説していただいた。化学と地学には深い関わりがあることを知っている生徒は意外に少なく，これらの記事を読んだ生徒が興味をもって自分でさらに調査をしたり，教師が探究的な課題を考えていくヒントとして利用したりすることを期待したい。

• 本誌70巻（2022）1月号 61ページ「新しく教育会員になられたかたがた」の現在会員数に誤りがありました。
  お詫びの上，訂正いたします。
  【誤】 教育会員　43　　 中高生会員 　1,558
  【正】 中高生会員 　43　　 教育会員　1,558